Nonkunのブログ

主にゲーム関係について書いてます

ゲーム

フィクションにおける「不正解」という選択肢 〜WHITE ALBUM2

当たり前のことではあるが、人生というものは一度きりである。生きていると様々な岐路に立たされ、その度に人は選択を迫られる。後悔という感情は現状の不満を納得させるための苦しい方便であり、自分の選択が間違っていたと思い込むことは、他の選択肢を選…

ゲームの世界構造〜LAノワールが見せた世界

ゲームはある目的のために世界を切り取って表現している。基本的にプレイヤーからは見えない世界は存在せず、また存在する必要もない。画面に映る世界が全てである。 制作者はその世界の中でゲームを構成する。それはシューティングゲームでもロールプレイン…

Wiiリモコンの挑戦〜ゼルダの伝説スカイウォードソード

まず、このゲームをプレイしたことがあるだろうか? ゲームファンなら誰でも知っているほどの知名度を持つこのシリーズは、今回30万本ほどのセールスで終わった。デジタル放送が始まりHDテレビがどこの家庭でも利用されている現在、時代遅れのSD画質では満足…

RPGの存在意義〜ストーリーを楽しむということ

コンピューターRPGでストーリーを楽しむとはどういうことか? ということをつらつらと考えてみたい。ストーリーを楽しむという要素はRPGを遊ぶ目的として大きな位置を占める。 しかし、それは小説やアニメを見ることと何が違うのかという疑問が湧く。テキス…

ただのゲームという境地〜三国志大戦

今、『三国志大戦』について書くというのはちょっと時期がずれているとは思う。 ゲーム自体は既にトレンドの佳境に差し掛かり、影響力は大方のゲームファンに及びそして吸収されている。 現在はゲームシステムの微調整と追加カードというカンフル剤を打ち続…

うらやましいアニメの現状

最近アニメを見る機会が多くなってきた。 昨年6月ぐらいに買ったDVDレコーダーを使って『アニメ』で検索したら70件ぐらいヒットしてびっくりしたが、これはもうその道の人にとっては既知のことらしい。 大抵1クール3ヶ月なので番組改編の時期になると作品の…

ゲームの意義〜年初なんで

何度も書いているが、ゲームというのは基本的に戦いである。戦うことによって目的は必然的に設定され、そのための努力を要求され、行為の意義を保証される。ストーリーに全くプレイヤーの個性が反映されない『お使い型』ゲームですら、何もしないよりはまだ…

もうひとつのTVゲーム改革

ぼちぼちPS3が発売になるというのに、全くその空気を感じさせないのはソニーの新しい販売戦略なんだろうか。ということはどうでもいいとして。次世代機がHDTVに対応するべくグラフィックスの表示能力を合わせるというのは映像を動かして楽しむTVゲームの宿命…

テレビゲームとはよく言ったもの

ほぼ底値ながら、32型のHDTVを買いました。 既に地デジ対応レコーダーでTVを視ていることと、TVのチューナーが壊れビデオを通してしか視れなくなったことなど、まあ買い時としてはこんなところかなと。時期的にもぼちぼち次世代ゲーム機など登場し、価格も手…

ゲームには動機付けが必要

戦闘システムを持つシナリオでRPGを作るとき、どの程度の飛躍・あるいは進化を期待できるのか、また、それが望まれるものなのか、大いに疑問ではないだろうか。大概戦いを描くRPGであると、ある国がモンスターに襲われて困っているとか、どこかの王国が大陸…

原点回帰なのか新たな地平なのか〜Web2.0というもの

最近のゲーム周辺にまつわる記事を見るに、結局任天堂の目指した方向性というものの正しさが証明されるばかりである。ゲーム系ブログを見ると、『どうぶつの森』が全てを象徴するかのような形で書かれている。もちろん100万本オーバーの人気ゲームが支持され…

続・ワンダと巨像〜ワンダと巨像とゲーム

『ワンダと巨像』にとって、ゲームとはなんだろうか? おかしな問いかもしれないが、考えれば考えるほど不思議に思えてくる。ゲームを作るのだからゲーム性を備えるのは当然、と考える人は多い。じゃあゲーム性とはなんだろうと考えたとき、明確な答えは出て…

ワンダと巨像〜圧倒的な切なさ

『ゲーム』というひとつの幻想が人を魅了し続け、その表現力が増大の一途をたどったとき、そこには人が切望する夢の世界が広がっているのだろうか。人の歴史は今の常識から見れば荒唐無稽な幻想世界である神話から始まっているが、それはある種ゲームにも当…

RPGがなぜやりたい?

ソースを忘れたが、次世代機で最もやりたいジャンルはRPGらしい。この結果は納得しやすい。売れているゲームの大半がRPGだと印象だけでそう思える時代が長く続いた結果でもある。実際にドラクエ・FFは発売からこれまで販売記録を塗り替え売れ続けてきたから…

 ゲームは悪か

本日我がPS2がご臨終されました…。 モンハンG入れても、「起動できないディスクです」と表示されてしまう。。orz 純正ですよ純正。 しょうがないんで薄型のPS2を買ってきたわけですが、これがありえないほど薄い! PS3も間近なのに中途半端な時期に亡くなら…

 逆転裁判〜心と体の問題

逆転裁判というゲームは死んだ人間が霊媒師の体を通じて自由に行き来ができることになっている。それがストーリー上重要な意味を占め、3の最終話ではそのこと自体が問題になっている。いわゆる心身二元論というやつだが、霊が体を伴わずどこかを漂っている…

 エヴァンゲリオン〜パチンコとの出会い

エヴァンゲリオンが放映されてからもう10年になる。 いわゆるブームというもののまっただ中、あらゆる人間達が狂乱し、そこに居場所を求め、庵野秀明に裏切られたはずの作品。今一度見返してみると、フィルムのキレ具合に眠っているはずの野生が呼び覚まされ…

 多少は方向性が見えてきたPSP

とにかくソニーに関しては様々な苦言が呈されていて、自分の会社のことなどまったく棚に上げていろんな人が叩きまくっています。まあ、日本人なんて昔からそういうものだし、出る杭は打つのが慣習になっていますがね。今回はまともに動かない不良品を販売し…

 PSPとはなんだ!?

それにしても、DSvsPSPなどという構図で初期不良をネタにした話題ばかりで辟易する。ゲーム業界の末席にいる方々も、ソニーの内情に詳しい方々も、どんなゲームを作ってるんだがわからないゲーム開発者も面白がって騒いでいる。確かにDSは国内出荷百万台を達…

 続・手探りの携帯ゲーム機

とにかく今はPSP不具合祭りで大変な状態なので、DS・PSPから生まれる携帯ゲームの可能性についてまともに語れる状況ではないですね。不具合に関しては「ちゃんと作れよ」としか言いようがないので、製品として最低限の基準をクリアしないことにはどうしよう…

 手探りの携帯ゲーム機

>PSP発売で新宿に1000人並ぶ http://www.itmedia.co.jp/games/gsnews/0412/12/news01.html>ちなみにPSPの紹介ページ http://www.itmedia.co.jp/games/psp/2004/psp-special/index.htmlPSP発売ということで、初日からちょっとした祭りになってます。年末にDS…

 バンドブラザーズ 〜いつドラクエやるんだ?

…それにしても、ここまでDSにはまるとは思ってもみなかった。 ニンテンドーDS、早くも100万台−。任天堂の岩田聡社長は9日、東京都内で講演し、先に日米で発売した新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の売れ行きについて、合計100万台に達したこと…

 きみのためなら死ねるのか?

おそらく、本体と同時発売のゲームでここまで攻めているゲームは珍しいのではないだろうか。『きみのためなら死ねる』(以降『きみ死ね』)はただのペンタッチアクションの実験を超えた可能性を秘めているゲームだ。そもそもさわるという行為自体が想像のコミ…

とりあえずDS買っちゃいました。まあドリラーと逆転裁判やってるんで、SP買うぐらいならDS買っちゃえと。でまぁ、買うソフトは特に無かったんですが、ネタとして「君のためなら死ねる」を。ドリラーはGBAの2をクリアしてから欲しいんですけどね。難しいんで…

 逆転裁判2?

ドラクエ買って、とりあえずなんか取ってこいみたいなことを言われているのですが、たるいので行ってません。それよりもなによりも、逆転裁判2が面白すぎる…。なんですかこのボリュームは? 意外とひとつのエピソードが長く、奥が深いのでびっくりです。な…

 なんとも悩ましいFF11

FF11の世界は確かに魅力的で想像力をかき立てるが、これが意味するものは今までの小説、マンガ、アニメが作り出してきたファンタジーという雰囲気の集合体なのだという事実だ。FFという存在はシリーズを通して日本的洋風ファンタジーの世界を広めてきたし、…

 ゲーム市場の現状

http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/049/もうこの連載はゲーム市場を語っているとしか思えないほど問題点を的確についてくる。この次の「ジフ構造への挑戦」というコラムは、まさにゲームがこれから行くべき指針が書かれているといっていい。そし…

 ゲームは何の為にやるの?

http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/048/このコラムの後半、コンテンツの消費特性をゲームに関して考えてみます。「コンテンツ消費の働きは本来的に多様である」という観点から見れば、ゲームは実に多様な楽しみ方をユーザーに提供してきました。…

 続・ゲームを買う条件

http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/048/近勝彦氏のコラムは最近知ったので今読み始めているところなのですが、以前書いたゲームを買う条件を考える上で非常に参考になります。 購入前に購買者が評価できるような財を「探索財」という。中間的なも…

 主張するゲームの功罪〜メタルギアソリッド2

主張するメディアというものはいろいろある。新聞、テレビ、ラジオ、マンガ、映画など、メディアというものは全て何かしら伝えて側の主張というものが入る。人が何か意見をしたりものを作ったりするときは、必ず意図があるはずだ。意図もなく記事を書き、意…

 やるドラの真実

〇ストーリーは読者が作れるのか? ストーリーを自分で作る…それはゲームブックが作られた頃からの「ゲーム」におけるひとつの夢であった。ひとつの項目を読み進めていくと選択肢があり、読者の選択によってストーリーが変わる。「やるドラ」とは、文字であ…

ゲームを買う条件

嗜好品であるゲームは常に評価の的にさらされている。 しかし、小説や映画ほどの真剣さでは語られないことの第一はあまりに多重構造なそのしくみゆえだ。ゲームとは何か。この問いすら無意味になっている現在のゲーム業界において、その評価というものを決め…