Nonkunのブログ

主にゲーム関係について書いてます

 ブログ生活始めました

なんだかんだ言って、自分のコラムページはブログとほぼ同じ形になってしまった。

それはあらゆるHP制作者が自らの意見を提示する場として試行錯誤した結果、ひとつの共通解を出したということでしょう。基本的に個人が情報を発信する場合、その発信する媒体は扱いやすく簡便であることが望ましい。それを個々の才能でいくらでも目を引くHPを作れると目を輝かせていた時代から(侍魂とかね)、載っかっている情報だけを重視する時代に変わっていったのだと思う。

もちろん今でもクールなHPを作るデザイナーは必要だと思うけど、個人レベルでのデザインに求められるのは所詮扉の絵やスタイルシートをいじるくらいなものです。そしてそれは頻繁にいじるものではない。HPそれ自体に商品価値があるかどうかという問題はもう少し奥が深いとしても、HPデザインがいいからアクセスが増えるというのはよっぽどのセンスじゃなければ不可能です。

常に情報の中で生き、それが仕事として成り立つたぐいの人ならば、情報の発信はイコール仕事になり思考を練る鍛錬になり、広く意見を得る手がかりになる。しかし、別に仕事として情報に関わっていない人々にとっては情報というのは大部分が受け取るものです。受け取るだけの人々が情報を発信するということがインターネットの存在意義だとすれば、形式を定型化して情報の変化だけを追うというのはとても効率的で望ましい。これもネットで発言するという個人が情報を発信するという文化が行き着いたひとつの答えなのでしょう。結局自分のコラムページもブログとなんら変わらなかったわけですから。

というわけで、未だゲーム作成への夢は捨て切れませんが、その苦悩の日々を綴る日記でもあり、ゲームへの思いを語る日記でもあり、専門家ではない普通の人のニュースに対する考えを書く日記になると思います。主にゲーム、従としてその他趣味というような。

他人の日記が気になるというのは、やはり他人が何を考えているのか知りたいという欲求なんでしょうね。同世代の人間が何を考えどんな生活を送っているのか興味がある。それは「となり」が気になる日本人の特性なのか、中流階級意識がなせるささやかな競争原理なのかわかりません。社会人になると途端に世界が限定されてしまって、結婚すれば家庭と仕事が世界の全てになる多くの日本人の不安の現われなのかもしれません。

ま、ブログは日記という個人的な性格と発信という公的な意味の2面性があるので、書かれたことはそれほど真剣にとらえることなく「ふーん」と思うぐらいでちょうどいいと思います。バイヤーズガイドでもないしある意図による批評でもないので。

…と、逃げを打っといて書き始めようと思います。