Nonkunのブログ

主にゲーム関係について書いてます

 樋口、頼んだ

今回のドラフトで中日は一位指名に樋口龍美を選んだ。今年28歳で一児の父だという。自分と同い年でプロ野球選手になるなんて、ちょっと誇らしいというか妬ましいというか。こちらが元気づけられるようだ。右の川上、左の樋口とダブルエースで来季はぜひ二桁勝利を目指していただきたい。

その他にも今回は注目選手が多い。特に楽天入りした一場は金銭問題でいろいろと騒がれもしたが、新球団でしがらみもなく最適のチームに入団したのではないだろうか。

よく知っている人ほど一連の騒動は一場に同情的である。告発自体が一リーグ10球団制を阻止するためだったようで、その「ダシ」に使われた格好になった。もちろん日本学生野球憲章を破ったことは反省しなければいけないが、これからプロ野球という一般社会から隔絶された世界で生きていく上ではいいスタートになったと思う。常に謙虚に自らを省みて野球ができる喜びを感じて欲しい。

日ハムのダルビッシュ、西武の涌井、巨人の野間口、そして阪神の辻本。15歳でプロ入りとは驚いた。スポニチを読むと、1936年に西沢道夫という人が15歳で名古屋(現中日)に入団し、16歳で初勝利を上げているらしい。もし来年勝利投手になると69年ぶりの快挙になるか。なんだ、野球は面白い話題で溢れているじゃないか。

来年の中日は主砲にウッズ、先発に樋口と、福留や川上の負担を軽減しつつ一年間通して安定した力を発揮できる体制が出来上がった。ヤクルトはラミレスの退団が痛いし巨人は堀内である以上ダメ。阪神もアリアスが退団し戦力ダウン。こう考えると来年も中日が優勝ですかな。