Nonkunのブログ

主にゲーム関係について書いてます

 逆転裁判2?

ドラクエ買って、とりあえずなんか取ってこいみたいなことを言われているのですが、たるいので行ってません。それよりもなによりも、逆転裁判2が面白すぎる…。

なんですかこのボリュームは? 意外とひとつのエピソードが長く、奥が深いのでびっくりです。なりげなく真宵ちゃんはセクシーだし、狩魔冥は魅力的だし、千尋さんはタイプだし(なんだそりゃ)、それぞれのキャラが立ってて飽きません。

なにより、テンポがとても良く無駄が無い。とにかく作業的な部分が少なく、移動や会話がスピーディーで、エロゲーなどに多い無駄な会話ばかりというたるい場面が皆無です。サクサクと進むわりに、少しひねりの効いた推理が小気味よく挟んであったりと、緩急の使い方が実にうまい。システム的にはテキストゲームに用いられた手法の集大成とも言えるのですが、ダメージ制による緊張感が無駄な選択をプレーヤーに許さないところは比較的新しいと思います(もちろん前例はありますが)。

これがGBAで遊べるとはなぁ…。いや、GBAだからこそか。TV画面だと文字を読み続けることはつらいけど、GBAなら本を読むように首を傾けることができるので無理がない。そして画面が横に長いのでテキストも読みやすい。これはひょっとすると、ハードの特徴とゲーム内容がうまく融合した奇跡なのではないでしょうか。

キャラクターは良く動くし、法廷シーンは演出が巧みで飽きさせないし、効果的な証拠を見せた時のオーバーアクションはマンガ的面白さを表現していて楽しい。会話も意外と洗練されていて、並のライターではないことを感じさせる。これほどのクオリティーをほこるゲームがあったとは、ちょっとマヌケでしたね、自分。

2からやっているので前作の内容がわからないところは、スターウォーズエピソード4から見ているようで興味をそそります。真宵と過去に何があったのか? 御剣とはどんな人物だったのか? 狩魔のおやじとはどんなバトルを演じたのか? …完全に流れと逆の興味が僕を襲っています。そして恐らく、1も買ってしまうでしょう。

PSPもDSもハードならではというゲームが勝負を決めそうです。そういう意味だとDSが有利だとは思いますけどね。スロットの北斗が2画面で遊べるってのは…ちょっとすごすぎですな。まるでスロット専用ハードのようで。

2画面、タッチパネルという特徴を生かすという工夫が課せられる分、作る方はちょっと大変か。人工知能も結局は身体に影響されるようだし、体が変われば新たなアイディアも生まれるでしょう。ミスタードリラーも出るし、買うかなぁ。