Nonkunのブログ

主にゲーム関係について書いてます

2006-01-01から1年間の記事一覧

もうひとつのTVゲーム改革

ぼちぼちPS3が発売になるというのに、全くその空気を感じさせないのはソニーの新しい販売戦略なんだろうか。ということはどうでもいいとして。次世代機がHDTVに対応するべくグラフィックスの表示能力を合わせるというのは映像を動かして楽しむTVゲームの宿命…

テレビゲームとはよく言ったもの

ほぼ底値ながら、32型のHDTVを買いました。 既に地デジ対応レコーダーでTVを視ていることと、TVのチューナーが壊れビデオを通してしか視れなくなったことなど、まあ買い時としてはこんなところかなと。時期的にもぼちぼち次世代ゲーム機など登場し、価格も手…

『二次元』へのいざない〜NHKにようこそ!

こういう若者のモラトリアムを題材とした小説は定期的に出現する。といっても、毎月だとか毎年だとかいうレベルではなく、その時代時代というきわめて曖昧な区分に分けるしかない世間の空気といった時間軸に沿うものである。先の見えない若者の苦悩はいつの…

少女と主人公〜『涼宮ハルヒの憂鬱』絡みで

創作という世界においてはどのような表現方法も許容しうるわけだが、ことここに至るアニメの女性表現はもはや常軌を逸するというか別の次元に飛んでしまっている。少女であるという壁は変身したり魔法を使ったり大人になってみたりして超えられてきたのだが…

 失われたストーリーの代償

RPG

ストーリーから離れることができたゲームは、本来それ自体が持っている自由を手に入れた。何者にも縛られない遊技空間はゲームが始まると同時に展開され、プレイヤーの都合により容易に収束する。始まりと終わりは常にプレイヤーと共にある。それは絶対的な…

 モンスターハンター2〜RPGのひとつの終着点

RPG

正直、前回のブログは『モンスターハンター』について書こうとした際に生まれたものなんですが、あまりに脇道に逸れたので掲載しました。要は、戦闘シーンだけが全く別ゲームのようになってしまったヌエ的RPGにとって、もうゲームっていうのは物事の表現方法…

 RPGのストーリー表現

RPG

ひとまず日本においてRPGがドラクエから始まったとすると(いろいろあるのはわかるが影響力という意味で)、ストーリー表現(内容ではなく方法)に関しては現在でも特に変化は感じられない。一本道、分岐型、オムニバス、複数エンディング、これらがたびたび…

 プレイヤーはモンスターが憎いのか

RPG

RPGの主人公は大抵モンスターと戦う。 それは倒すべき敵であり、世界を恐怖に陥れる悪の象徴であり、プレイヤーにコントローラーを握らせる原因でもある。ラスボス的存在者の下、様々なモンスターが主人公の行く手を阻むべく戦いを挑んできた。この構図は21…

カオナシとホリエモン

なんか月一連載みたいになってますねぇ。 ちゃんと考えがまとまってから書こうなどと思っていると全然書かないからちょっと雑談を。ホリエモンはマンガのように転げ落ちたけど、ある意味かれの言う『金があればなんでもできる』は、半ば証明されたような気が…

ゲームには動機付けが必要

戦闘システムを持つシナリオでRPGを作るとき、どの程度の飛躍・あるいは進化を期待できるのか、また、それが望まれるものなのか、大いに疑問ではないだろうか。大概戦いを描くRPGであると、ある国がモンスターに襲われて困っているとか、どこかの王国が大陸…